●研修履歴(CPD情報)
 土地家屋調査士CPDとは、正式名称を「土地家屋調査士専門職能継続学習」といいます。土地家屋調査士に求められている義務の一つとして、土地家屋調査士法第25条(研修の努力義務規定)があります。

土地家屋調査士法第25条

 「調査士は、その所属する調査士会及び連合会が実施する研修を受け、その資質の向上に努めなければならない」
 
 この規定を受け、会員は、その所属する調査士会及び連合会が実施する研修を積極的に受講することにより、その資質、業務処理能力、職業倫理等の向上をはかり、そのことにより、国民の皆さんに適正かつ高品質な業務を提供し、社会に貢献していく必要があります。そして、研修会参加実績を単位(ポイント)という形式で数値化し、それを公開することにより、サービスの享受者である国民の皆さんが業務を依頼される際の一つの判断材料としての有用な情報を提供することになると考えています。
 
 CPD単位(ポイント)は、研修会受講30分で0.5ポイント、研修会・シンポジウム等の
講師・パネリストは30分で1.5ポイントとして計算しています。
また、土地家屋調査士特別研修(認定土地家屋調査士研修)を受けた土地家屋調査士には45
ポイントが付与されますが、CPD制度が試行された平成20年から平成22年までに土地家
屋調査士特別研修を受講した土地家屋調査士に関しては、受講した年度において既にポイント
が計上されております。

 土地家屋調査士CPD単位(ポイント)は、会員の研修会への参加実績を数値として表したものです。ポイント数の多い少ないはその会員の土地家屋調査士としての業務能力を直接示すものではありません。よって、ポイント数が多いからといって、土地家屋調査士として優れた業務が出来るというわけではありません。あくまで、研修会への参加実績が多いということを示すものです。
しかし、ポイント数の多い会員は、積極的に研修会へ参加し、自己研鑽に励んでおり、土地家屋調査士法第25条の義務を誠実に果たしている会員であるということは示しています。
CPDポイントへの適切なご理解を頂き、公開されたCPD単位(ポイント)を有効に活用していただけたら幸いです。


          
         CPDポイント表


滋賀県土地家屋調査士会TOP